いきもの便り ~ヒナを拾わないで~

今の時期、自然保護課には、「鳥のヒナを拾ったのですが、どうしたらいいでしょうか?」というお電話をよくいただきます。

今はちょうど野鳥の巣立ちの時期です。
田んぼの近くの民家の軒先にはツバメの巣が多く見られますよね。

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巣立ち間もないヒナは、飛ぶ練習をしています。まだ、うまく飛べないので地面に落ちてしまったり・・・。

 でも、そのがんばって飛ぼうとしているヒナを、近くで親鳥がちゃんと見守っています。
「かわいそう」とか「かわいい」と思って、拾うことは誘拐になってしまいます。また、野生の生き物に必要以上に人間が手を加えることで、本来持っている能力を削いでしまうことにもなりかねません。育てたいと思ってもそこは我慢してください。どんなに上手に育てたとしても、自然の中で生きていく方法までは教えてあげられません。

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そもそも、野鳥を許可なく飼うことは法律違反になります。
ヒナを見つけても拾わず、そのままにしてくださいね。
でも、ケガをしていたり、希少な野鳥であれば自然保護課か各地方局の森林林業課にお電話ください。
こちらも参考にしてください。
http://www.pref.ehime.jp/h15800/1177067_1934.html

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ところで、「生物多様性」ですが、一言でいえば、人間も含めた様々な種類の「いきもの」が網の目のようにつながりをもって存在している状態のことをいいます。

私たちの豊かで安全な暮らしは、この生物多様性から、酸素や食べ物、衣類、安定した気候、自然災害の防止、さらには心をいやす景観などたくさんの恩恵を受けています

ちょっと、難しいですね。次回から、身近な例でわかりやすく解説していきます。

自然保護課 いきもの係からのお知らせでした。

by ehimeblog | 2010-06-14 11:14 | その他

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