いきもの便り ~生物多様性キャラバンセミナー(南予地区)~

「コウノトリ育む農法について」と題して、兵庫県農業改良課の西村いつきさんが講演。
西村さんは、兵庫県豊岡市でコウノトリ育む農法を確立・普及された第一人者で、実践に基づくとても有意義なお話でした。  
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その内容の一端を御紹介すると、
○コウノトリが絶滅した一因は、近代化・効率化された農業にある。
○この農法は、無農薬により安全・安心な作物と「いきもの」を同時に育むもの。
○安全・安心と環境に加え、コウノトリのもつ物語性が豊岡の農産物を買い支えてくれる消費者が生まれ、「コウノトリ育むお米」は、新潟の魚沼産コシヒカリより高くても買ってくれる。
○豊岡には観光客も増え、コウノトリがビジネスチャンスをもたらした。
○環境と経済の融合だけでなく、大学からの共同研究の要望も多く、知の集積も図れた。
まさにコウノトリは豊岡を救う資源です。

印象に残ったのは、「何もない地域にも、必ず地域を救う地域資源がある。」という言葉でした。
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今回のセミナー、参加者アンケートでは、「生物多様性(いきもの)は農業、観光、流通販売、雇用、教育とあらゆるのもとつながる。だから、みんなが一体となって取り組むべき」との御意見をいただきました。

生物多様性の広がりを実感した一日でした。

これで生物多様性キャラバンセミナー、東、中、南予の3ヶ所での開催が終了しました。
もっと、「生物多様性について知りたい!」という方、
生物多様性に詳しい環境マイスターを皆様のもとに派遣する制度があります。
また、県の職員であれば県政出前講座として、無料で派遣いたします。
これらをうまく使って、生物多様性、もっと勉強してみませんか。

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自然保護課 いきもの係からのおしらせでした。

by ehimeblog | 2010-11-24 11:00 | その他

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