今治くんれん日誌31-職業訓練生が造船進水式を見学―

 7月10日(火)、愛媛県立今治高等技術専門校>「設備エンジニア科」の訓練生が、今治市小浦の造船所で開催された進水式を見学し、スケールの大きいものづくりの素晴らしさを体感しました。

「設備エンジニア科」は、今治地域の主要産業である造船・舶用業界への就職を目指す職業訓練科で、見学会は、「ものづくりの感動を是非間近で味わって欲しい」という地元造船所の御好意により実現しました。

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紅白幕とくす球で飾ら
れ進水式を待つ船。
喫水線の位置まででも
10mの高さ。デカッ!!


 今回見学させていただいた船は、総トン数約17,000tの貨物船で、全長は約170m。この造船所で造る船で、架台から海に滑り下りる方式の進水式を行うものとしては最大級とのことでした。

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 式典が始まり、船の命名が終わり、いよいよ進水作業命令が発せられます。
 指揮者の指示のもと作業員が機敏に動き、次々と架台のストッパーをはずして準備完了です。
 合図とともに船主が小さな銀色の斧で支綱を切ると、シャンパンが船首に叩きつけられて砕け、サイレンが鳴り響く中、架台の上の「算盤(そろばん)」に乗った巨体がゆっくりと後ろへ滑りだしました。船が加速し始めると船首のくす球が割れて紙ふぶきや風船が舞い、船首の周りからは色とりどりの紙テープが滝のように降りてきて、船が飛沫を上げて海へ入って行くまで、轟音と歓声であたりは騒然となりました。

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進水式には、今治市内のホテルが企画したツアーに参加した関西方面などからの旅行客も50人ほど参列しており、珍しい光景を心から楽しんでいる様子でした。(造船所の人と間違われて「ここの鉄板はどこから仕入れてんの?」と質問されちゃいました。)

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訓練生からは「すごい迫力だった。やっぱり大きなものを造ることはすごいと思った。」(「すごい」の連発で興奮気味)、「造船業界に更に興味が湧いた。仕事に夢を感じる。」という感想が聞かれました。
「海事都市今治」の次の時代を支える人材が育っています。

技能を練磨し、産業界に貢献する


今治高等技術専門校でした。



過去の今治くんれん日誌はこちら↓
今治くんれん日誌30
今治くんれん日誌29
今治くんれん日誌28
今治くんれん日誌27
今治くんれん日誌26

by ehimeblog | 2012-07-17 12:00 | 県庁の行事

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