今治くんれん日誌38-技能五輪県代表の藤本さんが愛媛県技能士会長表彰に輝く!―

以前このブログでご紹介した、「第50回技能五輪全国大会」に愛媛県代表として出場した愛媛県立今治高等技術専門校「服飾ソーイング科」の訓練生 藤本奏(ふじもとかな)さん(18歳)が、11月21日(水)に開催された愛媛県職業能力開発促進大会愛媛県技能士会長表彰を受けました。
表彰式では、76名の代表として壇上に上がり、白石省三愛媛県技能士会会長から表彰状を手渡されました。藤本さんは「自分のがんばりを認めてもらえてうれしいです」と喜びを語りました。

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藤本さんが受賞した賞は、「技能検定成績優秀賞」です。
技能検定の審査員の先生から、「半年あまりの訓練でこれほどの上達を見せる人は珍しい」と高く評価されました。
喜びいっぱいの藤本さんですが、今年はじめて臨んだ技能五輪全国大会では厳しい洗礼を受けました。
10月27日(土)、28日(日)長野県諏訪市で開催された技能五輪全国大会「洋裁職種で、藤本さんは善戦しましたが惜しくも時間内に課題のブレザー製作を終了することができず、審査対象に入ることができませんでした。

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他県の選手達の気迫あふれる様子に少し圧倒され気味でスタートした一日目
指導者の角尾先生が見守る中、舞い上がらないようにと自分に言い聞かせながら作業に取り組みましたが、終了時点で一人だけ袖も襟も付いていないブレザーを見て、藤本さんはその場で泣き崩れてしまいました。
角尾先生に抱えられるようにして会場を出た藤本さん、涙はいつまでも止まりませんでした。やっと落ち着いた夜遅く、藤本さんは角尾先生から翌日の細かい手順の指示を受けて、最後の一秒まであきらめずに頑張ることを確認し合いました。

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二日目、藤本さんは見違えるほど落ち着いて、次から次へと作業を進めていきました。ずっと見つめる角尾先生も驚くほどてきぱきとした動作で盛り返し、あとはボタンを3つ付けるところまで挽回しました。
しかしそこで無情のブザー。あと一歩のところで藤本さんの初挑戦は終わりました。
角尾先生が見たところでは、他の作品と比べても出来はとても良かったので、完成さえしていればという思いが残りました。
藤本さんは一日目の終わり頃少しあきらめてしまっていたのが残念。二日目あんなに頑張れたのに・・・と悔しがりました。

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技能五輪大会は、23歳以下の青年技能者の大会ですので、藤本さんにはまだ何回もチャンスがあります。「今回の表彰を励みに次に向けて頑張ります!と意欲を見せてくれました。ここにも一人、チャレンジを続ける愛媛の若者がいます。

技能を練磨し、産業界に貢献する


今治高等技術専門校でした。



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今治くんれん日誌37
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今治くんれん日誌34
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by ehimeblog | 2012-12-11 09:00 | 県庁の行事

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