サイクリングしまなみ2013を開催しました(その3)。

こんにちは。おもてなし編をお伝えします。

しまなみ海道の魅力は、自然豊かな景色ばかりではなく、地元のおもてなしや地元食材を使った特産物の美味しさにあります。

雨に煙る来島海峡大橋の高速本線を走り、貴重な体験を堪能したサイクリストたちは、大島南インターチェンジから一般道に下りるとちょっとおなかもすいてきます。

それを満たす場所はエイドステーションと呼ばれ、このようなサイクルイベントでは楽しみの一つとなっています。トイレや休憩場所として利用できるほか、救護所や関門機能も担っていて、安全な走行のために欠かせないスポットです。

今回のイベントでは全部で5か所に設営しました。
大島は「よしうみバラ公園」、伯方島は「伯方S・Cパーク」、大三島は「多々羅しまなみ公園」、「今治市大三島支所」、「伊予銀行大三島保養所」です。

e0197164_9175692.jpg


伊予銀行大三島保養所では、午前10時頃になるとサイクリストがエイドステーションに次々と到着し、今回スタッフで参加してもらった同銀行の女子行員さんが笑顔でおもてなし。

雨の滴で髪が冷たくなっても、一人ひとりに地元柑橘で作ったみかんゼリーを手渡していきます。
サイクリストは「ありがとう」、「おいしいね」と喜ぶと、スタッフの表情もぱっと明るくなっていました。

大三島の宮浦地区には大山祗神社があり、古くから神々が宿る島として親しまれてきましたが、おもてなしの神様が降臨したようでした。

e0197164_9184530.jpg


こちらは伯方S・Cパークのエイドステーション。

一口サイズにカットされた甘くて小ぶりなみかんが箱いっぱいに入れてあり、サイクリストに振る舞われます。

おなかいっぱいでも、思わずみかんを両手で受け取り、お辞儀をしているサイクリストの姿が微笑ましかったです。

冷蔵庫に入れなくてもいいので人目に付きやすく、気軽に手でむけるみかんの居場所はこたつの上。
こたつに入り、みかんの皮にペンで目や口を描くとマスコットのように愛くるしくなり、積み上げた一番上に置けば、もう一個いたずら書きをしたくなります。

そんな小さい頃の思い出のあるみかんは、今も身近な存在で、わが家に帰ったようなほっとした感じにさせてくれます。

エイドステーションのスタッフは、みかんの奥深さを見習い、ほっこり感を目指してがんばりました。

e0197164_9202719.jpg


遠慮がちなサイクリストには、みかんを入れた箱を持ってそばに寄り「ひとついかがですか」と声掛けします。
また、出発するサイクリストには「気をつけて行ってらっしゃい」。
島で育った人の言葉は優しいアクセントがあり、声を聞くと出発したくなくなりますね。

一方では、ごみ袋をもって動き回る女子スタッフも。

ごみを集めるスタッフに「何をしているの?」と聞くサイクリストがいたら、『おもてなしの神様に頼まれて、思い出のかけらを集めているんです』と返事していたかもYo

東京ディズニーランドの清掃スタッフが「ミッキーに頼まれて思い出のかけらを集めているんです」と答えるようにね。

e0197164_9205946.jpg


みかんの他に、塩羊羹、どらやき、神島まんじゅう、かまぼこ、じゃこてん、梨など特色のある地元特産物を提供し、思い思いにとって食べてもらいました。

このほか、エイドステーションには、メカニックコーナーもあり、「どこの国の自転車?」などとスタッフから質問され、談笑しながら変速ギアの調整や空気圧を点検してもらっているサイクリストもいました。

e0197164_9243069.jpg


大三島で最後となるエイドステーションは、多々羅大橋が一望できる多々羅しまなみ公園にあります。到着のピークはお昼頃となるので、サイクリストは鯛飯おにぎりとせんざんきのお弁当をスタッフから受け取ると、眺めのいい場所に座り一息ついていました。

大三島と広島県の生口島の間に架かる多々羅大橋は、大三島のシンボルになっていて、雨の上がった橋脚の上空には、薄いベールのような霧状の雲が現れて幻想的な光景でした。

この公園内には、お土産コーナーやレストランも併設されていて、晴れの日にはサイクリストはもちろん、家族連れやカップルもたくさん訪れています。

e0197164_9252510.jpg


折り返し地点で十分休息を取ると、いよいよフィニッシュに向けて今治新都市に走り出しました。
つづく…。

今治支局総務県民室でした。

by ehimeblog | 2013-11-28 13:30 | 愛媛のイベント

<< 愛媛県美術館15歳Happy ... みかんの皮むき選手権~世界一決定戦~ >>