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第73回愛媛県児童生徒発明工夫展

今年で73回を数える愛媛県児童生徒発明工夫展には、毎年、たくさんのアイデア作品が寄せられ、私たちを楽しませてくれます。
11月6日には、優秀な作品を表彰する式典が開催され、受賞した児童生徒14名が一堂に会しました。
いくつか作品を紹介しますと、知事賞を受賞した「金魚の自動えさやり機」(砥部町少年少女発明クラブ:鎌田淳平君)は、時計の短針を長く加工し、12時間ごとにオブラートに包まれたエサを水槽に落とすという作品。家族で旅行に行った時、金魚がエサを食べられずかわいそうと思ったのがきっかけだったそうです。
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教育長賞を受賞した「分別ちりとり」(角野中学校:塩見幸穂さん)は、ちりとりに金網を取り付け、大きなゴミと小さなゴミを分別でき、さらに小さなゴミをちりとりに入れやすくするためシートを装着するなど、かゆいところに手が届く作品。ほうきとちりとりを使用して掃除する生徒ならではの発想ですね。
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発明協会会長賞を受賞した「沈みにくいアイデア船」(亀田直人君・西田陽登君・山内悠友君・堀井蓮太君:砥部町少年少女発明クラブ)は4人が協力した力作。韓国で起こった痛ましい海難事故がもう起こりませんようにとの思いから、重量オーバーのままではスクリューが回らない仕掛けや、船の傾きが大きくなると船外退避を促す船内放送が流れるなど、工夫をこらした作品となっています。
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これらの作品は、いよてつ髙島屋8階スカイドーム前で本日11月7日から9日まで展示しますので、ぜひご覧になってください。
様々な発明工夫作品を製作してくれた児童生徒の中から将来のノーベル賞受賞者が現れることを期待します!

産業創出課でした。

by ehimeblog | 2014-11-07 16:22 | 県庁の行事

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