ブログ文学の旅~一草庵~
2010年 05月 31日
正岡子規をはじめ、数多くの文人が松山にはいました。
そこで、ブログを見ることで、
文学の町「松山」を再発見してもらおうという
とても知的な企画「ブログ文学の旅」。
記念すべき1回目は、
護国神社の西側すぐ、
松山市御幸町にある「一草庵」を紹介します。
「一草庵」は、、「分け入つても分け入つても青い山」などの句で有名な
自由律俳句の俳人「種田山頭火」の終焉の場所です。
昭和14年から亡くなるまでの2年間、この松山で過ごしました。
お酒が大好きだった山頭火。
道後温泉も近いですから、
行っていたかもしれません。
お家は、平屋で2部屋のとても質素なもの。
飾らない山頭火の性格が伺えます。
山頭火の俳句は、
「俳句は全然難しくないよ。五七五とか考えずに、思った事を素直に言葉にしたらいいんよ。」って優しく言ってくれているようです。
山頭火の句は無邪気で、とても優しい気持ちがいっぱい詰まっています。
私も、そんな優しい気持ちでいたいものです。
りんりんでした。
by ehimeblog | 2010-05-31 08:50 | 中予地方の観光