ていれぎとは?
2010年 11月 22日
少し辛味があって刺身のつけあわせにする緑の水草のこと・・・。
(我が家では、「地名かと
思っていた・・・。」との声が。)
松山市の天然記念物にもなっていて、
学名は「オオバタケツケバナ」。
清流に自生するそうですが、現在は、名水百選にも選ばれた
「杖の淵(じょうのふち)公園」(松山市南高井町)で保護育成されています。
ここ「杖の淵」は、
ていれぎも育つ清流だけあって、
ポリタンクを持って
水汲み場に来る人があとを絶ちません。
(※年会費が必要。)
そして、
カモが気持ちよさそうに泳ぐ
池の中には弘法大師の銅像が・・・・。
実は、「杖の淵」という名前は、
弘法大師がこの地を訪れた際、
「杖」を地面に突き立てて
念仏を唱えたところ、
水が湧き出したという伝説に
由来するといわれているそうです。
その向こうには、
正岡子規の
「ていれぎの 下葉浅黄に 秋の風」
の句碑も・・・・。
皆さんも秋の1日、(暦の上では立冬を迎えましたが・・・)
清らかな水や庭をゆったりと楽しんでみてはいかがですか。
ミントでした。
by ehimeblog | 2010-11-22 08:30 | 中予地方の観光