吉田町・旧松月旅館

「国安の郷」を後にして、宇和島市吉田町魚棚にある「旧・松月(しょうげつ)旅館」へ。

「国安の郷」に移築された商家がもともと建っていた場所で、今は3分の1だけが残されています。
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1934年、松月旅館として開業。1980年代まで旅館として使われ、詩人の野口雨情氏が宿泊されるなど、宿の記録には多くの著名人の名前が記載されているんだそうです。

今回は、外からだけでも見に行こうと訪れたのですが、たまたま家主の方が出てこられ、中を見学させていただくことに!!思わぬ幸運に、テンションが一気にあがります070.gif

門を開けると風情のある庭とともに、旅館として使われていた建物が現れます。
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こちらは建立当時の様子を再現した間取り図です。
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趣向を凝らした欄間(らんま)、書院造りなど、商家といえど庶民の家とは思えないようなぜいたくな造りであることを説明していただきました。

また、こちらの部屋には「南天」を床柱として使用されているとのこと。(右手前に見える柱です)
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南天といえば、細い枝に赤い実…と思っていた私には衝撃です!もし南天であれば、この太さになるまで数百年かかるんだそうです027.gif

家主のかたによると、築200年を超え、芸予地震もあいまって建物のバランスが悪くなり、徐々に傾いてしまっているんだとか…。今ではこの建物の魅力を伝え、残そうと、地元有志の方がボランティアガイドをされているんだそうです。吉田町に残る名建築と由緒ある歴史文化、私も色々な方に知ってもらいたいと強く思いました。突然の訪問にも関わらず、快く受け入れてくださった家主さん、本当にありがとうございました。


e0197164_1462543.jpg○おまけ○
吉田町の商店街でみかけた「みかん電灯」!!
夜になると“みかん色”に光るのでしょうか。

吉田町は県内でも有数のみかんの産地。今の時期、国道沿いの直販所などで、食べごろのみかんがたくさん売られています♪


たまっちでした。

by ehimeblog | 2011-02-04 08:30

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