★県立病院看護師ブログリレー(第2回)★

056.gif皆さんこんにちは 056.gif
(愛媛県公営企業管理局総務課)愛媛県看護師採用担当の久保です。

大変お待たせしておりました第2回目ブログリレーをお届けします。

過去のブログ記事はこちら →★救急看護(第1回)★
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さて、県立病院看護師ブログリレー第2回は、
県立中央病院がん化学療法看護認定看護師 山下 広恵 さんにお話を伺いました。県立病院には、このほかがん看護専門看護師が1名います。

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山下さんは、四国がんセンター附属看護学校を卒業後、県立病院に就職されました。血液内科で培った経験を活かして、37歳のときに認定看護師の資格を取得し、その後8年、外来化学療法室に勤務されています。学生時代は、バスケット部で得意な科目は体育のみとのこと(本当ですか??)。最近始めた“ヨガ”で身体も心も柔軟に…、健康的な身体づくりに励んでいるそうです。
 




Q:まず、所属されている県立中央病院の外来化学療法室での仕事内容を教えてください。
A:「外来化学療法室」は、抗がん剤治療を行う患者さんが通院で治療をするところです。
 ここでは、抗がん剤を安全・安楽に投与し、出現する副作用を予測し苦痛の軽減を図るようにします。また、自宅で生活をしながら治療を受けられますので、患者さんや家族の方に、副作用の程度や対策、生活上の工夫などをお聞きし、その上で必要な情報は提供できるようにしたり、患者さん自身が対処できるように一緒に考え取り組むようにしています。


Q:がん化学療法看護認定看護師の仕事とは、どのような内容でしょうか。
A:がん化学療法看護とは、抗がん剤治療を受ける患者さんが必要な治療を少しでも安楽に受けられるように支援します。副作用の軽減のための関わりはもちろんですが、その時々のその人を理解し、不安なときや辛いとき、気軽に話していただける存在でいたいと思っています。
e0197164_11245532.jpg 001.gif治療や身体のことだけではなく、その人は何を大事にしているのか、何が楽しみなのかなどを一緒に話し、一緒に笑い、気分転換ができたり、少しでも“良い”と思えることにつながればいいなと思っています。
 

Q:就職した時から、外来化学療法室と関係の強い血液内科を希望していたのでしょうか。
A:当初、自分は外科病棟が向いていると思っていました。しかし、実習で、再生不良性貧血の患児を担当した際、指導の看護師さんに、「この子は、辛い治療と副作用に耐えてずっと笑っていなかったけど、最近元気になったね。」と言われました。私は学校や友達の話をしていただけと思っていたのですが、良い時期に受け持たせてもらえたのだなと思いました。患児と母親と治療の話が一緒にできるよう、指導医・先輩などに協力してもらいながら勉強もしました。治療にかける患者さんの不安や期待を知り、その時間を一緒に過ごし、血液疾患の治療やその看護をもっと知りたいと思い、希望しました。
e0197164_10575947.jpg043.gif学生中の受け持ち患者さんとの関わりは、その後にも大きく影響したと思います。やりたいことがある人は、自分の興味・関心、看護観などを見つめ、配属希望するとよいのではないでしょうか。ただ、実際に配属された部署で、自分は何を経験し、何を学んだのか、何ができてどんな役割があるのか、自分で目標を決め、一年一年のステップアップを考えることも必要だと思います。


Q:認定看護師を目指したのは、いつ頃でしょうか。
A:26歳頃に参加した学会で、看護協会の認定看護師登録制度を知り、専門的な看護に興味をもっていました。その後、県立病院課主催のがん看護研修で、がん看護専門看護師やがん化学療法看護認定看護師の研修を受けたことがきっかけで、自分ももっといろいろ知りたい、より良い看護って・・・と感じました。一方で、自分にできるのだろうかという思いも頭の中を巡りました。その時、上司から後押しをしてもらったり、今までの経験が活かせるはずと自分自身に言い聞かせて、チャレンジしました。


Q:認定看護師を取得する際の研修は、審査を経て、積極的に支援していますが(第1回ブログ参照)、そのほかの研修も積極的に参加することは可能ですか。
A:業務の調整がつけば、積極的に参加できます。しかし、自分がどんな看護をしたいのか、研修をどう活かしたいのかなどを考え、上司やスタッフに理解を得ることが必要です。


Q:認定看護師は研修の指導者としての活動もしていますか。
A:院内での勉強会を行ったり、他に、自分が修了した認定看護師教育課程の神戸の研修所や、県立看護専門学校などから講師として声がかかるようになりました。
 049.gif講義をすることは自分の学習の機会になりますし、伝える努力が必要で、その経験は力となっていると感じています。また、人的ネットワークの広がりにもなっていると思います。


Q:後継者の育成にも力を入れているのですか。
A:外来化学療法室での実践や、スタッフとの話し合いで、“その人を知る”ことや患者さん家族にとっての“よりよい”を一緒に考えるようにしています。ひとりではできませんので、みんなで協力し、病棟や外来で継続できるようにと日々検討しています。
 049.gifまた、抗がん剤治療は次々に新しい治療が承認され、臨床での実践力が求められます。取得を目指される方は大歓迎ですし、微力ながら協力させていただきます。
 それぞれの専門性を持ち寄って一緒にしましょう!
 060.gifスタッフ一同お待ちしております。060.gif

e0197164_113437.jpge0197164_8454377.jpg    海で泳いだり、山で滑ったり。青森の八甲田山の自然もいいですね~


以上、県立中央病院 がん化学療法看護認定看護師 山下 広恵さんにお話を伺いました。

なお、新病院では、外来化学療法室は2Fになっています。以前より、広くなり、すてきな環境になっています。皆様お気軽にお立ち寄りください。

次回(第3回)は、
県立中央病院 新生児集中ケア認定看護師 西田 ありさ さんにお話を伺う予定です。

お楽しみに。

愛媛県公営企業管理局総務課でした。040.gif

by ehimeblog | 2013-07-05 22:25 | 愛媛の保健・医療・福祉

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