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ちょいワルオヤジたちが行く上島、生口島サイクリングの旅(前半)

こんにちは。この前、サイクリング同好会の50代ちょいワルオヤジたちが中心となり、船を使ったサイクリングの旅を楽しんで来ました。

ちょいワルオヤジを平仮名で「ちょいわるおやじ」と書くと、目玉おやじを連想させるし、漢字で「親父」と書けば波平さんたちがサイクリングに行ったようになるので、カタカナでお洒落に決めましたYo!

プロの人と見間違うような全身サイクリングファッションに身を固め、フェリーにたたずむちょいワルオヤジたち。

燃料の重油のにおいが混じった潮風が彼らの鼻腔を刺激します。英国スーツにカシミヤのコートを着て、腕に洋犬を抱いた紳士がいても絵になりそうな風景です。そんな人は乗っていませんでしたが、船は旅情を感じさせますね。
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うちの職場には、しまなみ海道を中心としたサイクリング振興の仕事があります。
自転車好きの職員も多く、仕事柄プライベートでも自転車でしまなみ海道をあちこち走っていて、春夏秋冬、しまなみ海道の表情を知り尽くしているんです。

そんな彼らが選んだルートは上島、生口島の旅。
今回は2班に分かれ、健脚組は今治のサンライズ糸山から、ポタリング女子は大三島の多々羅しまなみ公園からそれぞれ出発しました。
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上島は、弓削、岩城、生名、魚島の4つ島で構成されていて、レモンやみかんなど柑橘の栽培が盛んです。魚もおいしく、穏やかな海に囲まれた環境で、スローライフが送れる贅沢な島です。

上島町へは、広島県因島の土生(はぶ)港からフェリーに自転車を載せ、対岸の立石港に上陸しました。

サプライズゲストとして上島町長さん(写真右)が飛び入り参加してくれました。
町長さんは当日朝、松山から今治の糸山公園で合流し、上島までサイクリングを楽しんだ後、公務のため再び松山へ移動する強行軍。ロングライドをものともせず、健脚組のトップをキープしていました。

上島町の名所をPRしたサイクリングジャージを着こなすこの方も、ちょいワルオヤジでしたYo
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この日は、弓削島にある国立弓削商船高等専門学校で商船祭が開催されていたので、上島町長さんに案内していただきました。

運動系や文化系クラブがバザーを行っていて、学生の威勢のよい掛け声とともに、焼きそば、お好み焼き、ポップコーン、アイスクリームなどが次々と売れていました。

サイクリングのユニフォーム姿で焼きそばコーナーに並んでいると学生は珍しそうに私たちを見ていましたYo〜

熱気のある会場でたくさんの若い学生からパワーをもらって帰りました。
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昼食は弓削島でとりました。
健脚組はホテルFESPA(フェスパ)のレストラン。温泉や宿泊施設のほか、リラクゼーションもあり、リゾート感覚が楽しめるスポットです。

一方、ポタリング女子たちは、上島町の弓削庁舎近くにある「しまでcafé」でレモンポークハンバーグ(手前、1000円)やレモンポークソテー(1000円)などを注文しました。
地元産ポークは肉質がやわらかく上品な味で、白いご飯によく合いました。
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しまでcaféの窓から弓削港が見えます。「マリンスター5」とレトロな名前が付けられた水色の縁取りのある小さなフェリーが係留されていました。

店員さんに、「あのフェリー、古そうだけど廃船になったの?」とコーヒーを飲みながらたずねると、
「夜間の緊急用に活躍しているよ」と教えてくれました。現役と聞いてちょっとびっくり。
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色褪せた船体が小波で前後に揺られ、こっくりこっくりうたた寝しているように見えるマリンスター号を眺めていると、「いい島だなぁ」とふと思いました。

つづく
今治支局総務県民室でした。

by ehimeblog | 2014-02-17 12:46

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